あいにく先週は天気が悪く・・・
もう採れないんじゃないかと思いつつ、
山に登ってまいりました。
オオトラがいちゃったりなんかして、
と、生モミも見ていきましたが
そんな甘いわけもなく、
一番奥のモミの立ち枯れに。
日陰に腰を下ろして、
お弁当を食べ始め、
おにぎりを２口食べたところで、
「あれっ？ あの光沢のない緑の葉っぱのようなやつ、
ツル植物だとしても、枝が無いような・・・・」
近づいて確認するとオアタマだった。
あわてておにぎりを包みなおして地面に置き。 (^^;
ザックから網を取り出して組み立て、
落とさないように、
飛んで行かないようにと、
祈りながらのネットイン！
その後、３～４時間、
近くのモミを行ったり来たりしましたが、
あやしい？？？のを取り逃がしただけで終わりました。
死骸も溜まっているだろうから、
拾ってこようと思っていたけど、
一切なく。
そうか、アリンコなどが速攻で片付けちゃうんだった。
けものを自動撮影するカメラやビデオがしかけられてるのを見つけ、
ずーーっと三脚が放置されていた意味がようやくわかった。
私が撮影されてるんじゃないの？
さてさて、ひらリンさんと合流しよう。
たぶんここなら会えると思ったとこで、
メールを打ちますがなぜか圏外。
（ここだけ圏外？）
休憩かねて１時間ほど待ってみますが会えず。
もしかしてひらリンさんが向こうで待ってるのかな？
と、歩き出したらすぐに合流できた。 (^^)
ここからイヌブナについているヨコヤマを探していきます。
にしても、イヌブナってよく分からないな～
ブナの樹皮とは違って、
皮目があって、縦にボツボツと並んでて、
葉っぱをみないとわからない。
残念ながら昼の部は見つけられないまま、
一度も行ったことのない山頂へ。
意外とあっけないくたどり着くものなんだね。
そして夜の部。
ひらリンさんが見つけておいた、
ちょっと弱ってるんじゃね？って感じのブナを目指して、
まっ暗闇の森の中へ。
なるべくライトを当てないよう近づいて、
一気に探す作戦で。
わっとライトを当てて探してみたものの、
生き物はおらず。
死角となった上の方にカミキリの触覚が見えるということで、
ひらリンさんは下で待ち構え、
私が上からアクセスする作戦で、
木によじ登る。
がっ！
触覚の主は交尾中のなんとかカミキリ（知らない）なんですが、
手前にものすごい勢いで歩いてくるヨコヤマヒゲナガカミキリ♀らしきものが・・・
がっ、と掴んでひらリンさんにパス。
すばらしい連係プレーでなんとか手に入れた。
二人がかりじゃないと難しい採り方だった。
その後、健康なブナにもいるんじゃないかと思い、
夜の森を歩き回りましたが、追加は得られず。
夜の街灯に切り替えたものの、
狙いの虫には出会えず、
コクワ？スジクワ？（忘れちゃった）の♀を１つ見かけた程度で、
甲虫はほとんどおりませんでした。
そして、夜の登山道を下って帰ったのだった。
山を下りて街灯の下で荷物整理。
足元にコクワ♂がおりました。 (^^)
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