2018年8月19日日曜日

採集:2018/08/19 ポプラ、ポプラ

かれこれ1ヶ月以上もクロコモンタマムシのホストとなる、ヤマナラシ、ポプラを探しておりますが、いまだに見つかっておりません。

軽井沢あたりを車で走っていたときのこと、風にそよぐ葉がペチペチと慌ただしく音を立てて騒いでおります。


あぁ、あんな感じがヤナマラシの木なんだろうね。


でも、あの黒くてボッコボコの樹皮。 ヤマナラシではないね。

と、国道をゆっくり通り過ぎていったら、、、、、

あの葉っぱ、もろポプラじゃん!

あのボコボコの樹皮は剪定のしずぎで、細かい枝を何度も何度も切ったせいじゃないですか!



あああ、悲しき大渋滞。 いまさら引き返すのものなぁと通り過ぎてしまいました。

ようやく見つけたポプラの木、いまになって後悔してる。

2018年8月18日土曜日

採集:2018/08/18 群馬ラベルのヒメオオ採集

もう何回目のチャレンジか忘れるくらい。

もしかしたら、朝早くなら採集圧高くてもチャンスあるのかもしれないと、6時半スタート。

ひたすら歩いて、いろんな木を見て、朽木も側溝も覗いたりしても、、、、

ヒメオオ見つかりませんわ。

アカアシもオニもツヤハダも見つかりませんわ。


あまりに暇なので、先週ロッドを折ったばかりだというのに、水色に輝くゼフが綺麗すぎて、新調したばかりのロッドを振り回してしまうのですね。 あまりに早すぎて採れなかったけど。



ヒメオオって、わりと簡単に採れるもんだけど、これほど苦戦するとは思ってなかった。
もしかして場所が悪いのか? ひょっとして、ノーマークだった登山道か?

ダメなときに陥るパターンだと思いつつ。

登山道に突撃したら、ブナの立ち枯れがいくつかあって、ネキってやつが飛んでるくんですかね? ちらっと見たけど、今日の目的は群馬ラベルヒメオオなので、時間を無駄遣いできない。


そんなこんなで、登山道をどんどん登り、日当たりの良い場所に出てくると、ダケカンバの幼木もあったりで、ちょっとテンション上がるわけですが。

いないのですよね。

で、息も絶え絶えで、降りればいいものの、もしかしたらあと少しで頂上かもって思うと、ここ引き返すのももったいないからと最後の力を振り絞って足を進めてしまうのです。
(もう、目的を完全に見失っちゃってるわけですよ)

そんなこんなで頂上到達。


他の団体さんの集合写真のシャッターを押したりして。

花に集まるカミキリも完全に姿を消して、持ち帰るものも何ひとつとして無かった。


2018年8月11日土曜日

採集:2018/08/11-2018/08/12 群馬ラベルのヒメオオ採集

キンヘリタマムシ属を採りながらも、群馬ラベルのヒメオオをさがしていたので、はっきり言うと惨敗中なのです。

ここは確実にブナ帯を調べてから行くことに。

そもそもなんで群馬ラベルのヒメオオ探しているかと言うと、行ける範囲内の各県のヒメオオを集めておりまして、これまでに、北海道、東北6県、新潟、長野、山梨ときて、次に取りやすそうな場所というと関東では群馬となっているのです。

埼玉、神奈川は難易度が急激に高くなるし、そもそも千葉にはいないので。


現地に到着して樹相を確認すると、ブナが多くて癒やされるわ。


で、ヤナギを中心に探していくわけですが、いないですね・・・・・

あまりに採れないとなると他に気が移ってしまうのは世の常。

ミヤマカラスアゲハの光沢が素敵に見えてくるのですよね。

そーーーっと射程距離まで近づいてロッドを振り回したら・・・・


折れちゃいました。 ੭່ʓ (Ō̥̥̥̥̥̥̥ ԑ Ō̥̥̥̥̥̥̥ ૢ) ੭່ʓ

ロッドと共に心までも折れてしまって、縁起の悪いこの場所を立ち去りたいと思ってしまったわけです。

移動してヤマムツボシタマムシでも採ってこようかな。



おりません。

カミキリすらおりません。



ターゲットになりそうなものはシロオビナカボソタマムシくらいです。(持ち帰らなかったけど)

景色は最高なんだけど・・・・


帰り際の林道出口手前の谷側のヤナギを見ておりましたら、てっぺんにクワガタらしきものが・・・・ってクワガタなのですが。 大きさからして、ヒメオオの確率がかなり高そう。

折れた部分を畳んだまま、網部分をぶらんぶらんさせながら伸ばしていきますが、ギリギリ届きません。 折れてなかったら確実に届いています。

どうすることもできなくてイライラしてしまって、木の下の方の枝をぶらんぶらんの網でバシバシただいていたら、覆いかぶさっていた♂が落ちていき、数秒置いて♀が落ちて、下の枝に1秒とどまり、それからまた落ちていきました。

もう完全にクワガタだったわ・・・・

もしあれがヒメオオだったならば、ブナの少ないエリアだから余計に喜びもひとしおだったろうに・・・・

そんなこんなでポイントを去るのでした。


でも帰り道の路上をテクテクあるいていくクワガタを発見!

ミヤマ♀だったけどうれしいわ。

さらに夜の温泉で、出たところの街灯にピカピカのミヤマ♀が飛んできてました。





落としたクワガタが気になって、翌日も同じ場所に行ったのですが、クワガタを見つけることはできなかった。

おまけに雨も降ったりして、テンションだだ下がりで帰ってきちゃった。


持ち帰ったもの

ミヤマ♀を2つ
謎カミキリ1つ

2018年8月3日金曜日

採集:2018/08/03-2018/08/04 アオタマ採集

高尾山のアオタマ採集となると、人多すぎって言われますが、私の場合は誰にも会うことはありません。

というのも、最初のチャレンジで斜面をよじ登って、偶然見つけた尾根を歩き回ってポイントを見つけたので、はじめから人が入るような場所では無かったのです。

5年ぶりの高尾はすっかり変わっていました。

採れていた木はどれも古くてボロボロに、そのかわり新しかった立ち枯れが良い感じになっていたり、前は気づかなかったところに良い木をみつけたりと。



眼の前にいたので、動画もとったよ。

あらたに見つけた木では特大の♀など2匹ゲットでき、あらたなご神木となりました。


もひとつ動画

ボロボロの木も捨てたもんじゃなくて、たまたま見ているとき飛んできたので、あわててスプリングネットをバッ!と広げたら、それがビックリさせちゃったみたいで、すぐに飛んで逃げてしまいました。

戻ってくるのを期待して、飛んでいくのを眺めていたら、あれはイヌブナかな? イヌブナのこいのぼりで♂は採れるかな? あとは高さ勝負か??


山の中のアップダウンがキツイところを5年ぶりにあるき回ったせいで、足がガグガクになるし、体力も使い果たしてしまい、ベンチでゴロンと2時間ばかり仮眠というか体をやすめて、街灯採集にそなえます。

というのはどうしてもアオタマ♂が欲しい。 それには街灯採集しかないかもしれないと。

日没を待ってあるき回るのですが、開始30分でドバっと雨が降り出して、掲示板の屋根に隠れて止むのをただただ耐えまして。

1時間くらいで雨は止んだのですが、その後の虫の飛びは悪く、体も疲れ果てていたので下山することに。

ただ、夜の裏高尾に出る登山道は怖かった。

いつもなら駆け下りる感じでいけたけど、ガスで視界が悪いし、雨で濡れているもんだから、滑る滑る。

一歩一歩確実に足を進めるから、いつもの4倍くらい時間がかかってしまった。 神経もすり減った。





変わって翌日。

体力は回復していませんが、アオタマムシを探します。

尾根から入って尾根に出て。

最後はひとつ間違えて隣の尾根に。 寝転ぶようにすっころんでフィニッシュです。

なーーもんも採れなかったので写真のひとつも撮らなかった。

ほんと疲れた。


持ち帰ったもの

アオタマムシ♀が2つ
謎カミキリ1つ
ミヤマクワガタ♀

2021年度のオオクワガタ

ガソリンを満タンに 水と食料を積み込んで 現地の方に迷惑をかけないように注意して 2021年度のオオクワガタが採れた時の記録 2021/06/11  某所    1♀ 2021/06/12  某所    2♀ 2021/06/27  某所    1♀ 2021/07/03...