2019年10月19日土曜日

採集:再掲載:20060825-20060827 ライトトラップで初めてオオクワが採れた、しかも大量に。


古い採集記はネットをさまよって残っているものですが、
2006年の数本は消えてしまいました。

ですが、
ライトトラップではじめてオオクワを
しかも大量に得ることができた特別な2夜だったので、
ディスクに残っているものから復活いたしました。



ありえねぇ、ぜってーありえねぇ、世の中ありえねぇだらけだぜぇ



採集に行くたびに「何時から採集を開始するか」で悩んでしまう。
灯火メインで行くのか、昼のルッキングメインで行くのか、 もちろん季節や採りたいもので変わるんだけど、とにかく限られた時間を有効に使いたい。


さて、今回のターゲットは何にしましょ?


季節的に昼のターゲットはヒメオオくらいしかないかな?
目的地の標本は手に入れているから、がむしゃらにって訳じゃないんだな~ しいて言えば、見たいという程度かなぁ。
となると必然的に夜がメインとなるのか。


やっぱ自分ラベルのオオクワ標本。 それにオニクワ♀! 欲しいよなぁ~~ いつかは。 って行く前から諦らめるなよ!


だってそりゃそうよ、オニクワ♀は採った事ないし、オオクワだって十年くらい採集してて1匹しか拾ったことはなくて、それからすでに6年も経過してるよ。


 ロ  ・  ク  ・  ネ  ・  ン !


ジャイアンツの10連敗とか、そんな甘いもんじゃねぇ、20連敗とかそれ以上だ! ← 威張るな!


そういやオオクワ取れた夜は興奮したよなぁ~ そりゃ、世界で一番幸せなのは自分だって思ったよ。
それが今じゃ落ちぶれて 諸行無常の響きあり ってなもんだ!!  取れる気配もありゃしない。
それでも毎回 「採れちゃったらどうしましょ!」 っていうドキドキがたまんなくて出かけるんだけどね!


あらら、話がそれ始めているけど家を出る時間の検討をしなければならないのだった。


プランを練ります。

首都圏から南会津を中心としたエリアに向かうとすれば、たいてい5時間を要します。 これはどうしようもない。
会社から帰宅して速攻で食事~シャワー~出発となっても目的地到着は午前0時。
これではいくらなんでも遅すぎる。 手遅れだ。 これを早めるためには法定速度無視。 でもたかが知れてるよね。

夕方の6時半には灯火の準備を始めたいから、そこから逆算すると午後1時には自宅を出なければならないことになるんだな。

そのためには会社をPM半休しなければならない事になる。
でもさぁ、どうせ休むんだったら半休も1日も変わらないんじゃない?

だったら1日休んでさ、朝から出発すればいいじゃないかい!
いや待てよ、1日休むのなら前日の夜から出た方がいいじゃないか!


俺ってあったまいい~~~っ!  サイコ~~~!


でも、夜スタートしたいのだから、もう半休してぇ、
いや、もったいないから、もう1日休んで、もう1日・・・・・・・



なっ!



という訳で、今回は午後に自宅を出ることにする。 これで決まり!

とは言っても、暗くなる前に灯火の設営に入りたいのでゆっくりしてはいられないのだ。
娘の遊んで欲しそうな目に後ろ髪ひかれながら(前髪はすでに無い)ダッシュで家を飛び出した!


エンジン始動だぶるるんるん! 期待に股間を膨らませて、はりきって行くわよーー!


今日は首都高の渋滞もさほど大きくない! 東北道の集中豪雨にも会わない!  途中の食料&ガス補修もタイムロスが少ない! 道にも迷っていない! なかなか順調だ。

去年のあ~さんとの灯火採集地を通り過ぎ、いよいよ現地入りだーーーーー! ハイテンション!



【落石に気をつけてね警報】




凍りついた、シベリアの永久凍土のように周りのなにもかもが凍りついた。
そして15秒くらいだろうか私の時間が止まった。


この先はなにやらヤバイ事になってるんじゃないか!


この先に何かあるかもしれないが、確認しないことには分からないんだよ。
私はいつも部下にこう言っている。


分からなければ、分かるようにしろと(ウソ)


というわけで、どうなってんのか分からないので恐る恐る進入する。
落石が激しかったようだけど、復旧工事の甲斐あってか、 ドキドキはしたものの問題なく現地入りできた。 とにかく一安心だ。
しかも工事関係者にも迷惑がかかっていない。 とにかく良かった。 良かったぞーーー!


あたりを見渡し、蛾の残骸をチェックする。


よしよし! ここ数日に灯火したような気配は見受けられないな
その分、個体数が減ってはないのだろう、ちょっとだけでも有利エビワラーだ!


現地は谷間にあたるので太陽は山陰へ、日没には時間があるがすでに薄暗くなりはじめている。
急がないと暗くなってしまう~! あわてて灯火の設営に入るものの、今回は新システム導入のために勝手が分からず、少し手間どってしまった。


どうにかこうにか設置完了。 汗だくだくです。 とにかく発電機始動!


ぶるるるーーぅん!


今回、追加した水銀灯からは青緑色の光が照射されているようだ。
意味もなく感動! 自己満足まっしぐらだ!

で、しばし待つ、あみんの待つわのハモり無しバージョンを歌いながら。
でも、誰も聞いてはいないのに恥ずかしいのは何故だろう?
そして歌いだしが小声になってしまうのは何故だろう?
けれど歌った。 僕は歌った。 森の奥でひっそりと暮らすキツネの親子のために。

開始直後から羽アリや蛾の乱舞が始まったが、クワガタの飛来は遅く、開始40分後だった。
ボロボロのノコ♀だったがありがたい。 ようこそいらっしゃった。
ボケボケですみませぬ


千葉から採集に来たトナです。 あなたのことは捕まえないのでご安心ください。


挨拶は肝心だ、コミニュケーションの基本だ!
しかし、捕まえない理由はボロだからだ。 女性にボロと言っては失礼だろう。 なぁ友よ。

話はそれるが、書くたびに「コミュニケーション」なのか「コミニュケーション」なのか迷ってしまう。
皆さんはどうだろうか? 私みたく迷わないだろうか?
そこでヤフーの検索結果に聞いてみた結果はこうだった↓
「コミニュケーション」    648,000件ヒット
「コミュニケーション」 39,800,000件ヒット
圧倒的にコミュニケーションの勝ちだ!
これに似た言葉で、シュミレーショ・・・・・ いや、脱線して戻れなくなるかもしれないので止めておこう。


次に訪れたのは立派なミヤマ♂


かなり間をおいてコクワ♀


次いで、まずまず立派な♂


カブト♀が着陸する。


しかし個体数は少ない。 飛んでくる間隔も長いので実に退屈だ。 ウサギだったら寂しくて死んでるかもしれん! ※注意)ウサギは寂しくても死にません。

灯火の周りをぐるぐる回ったり、座り込んだり、そしてまた偵察したり。


つまんねーな。 つまんない! つまんなーーーい!



と駄々っ子のようにしゃがみ込むと、右1メートル先、ライトを載せた作業台の下からコツンと小さな音がした。 それは20時41分の事だった。



不思議だ。 クワガタ飼育をやめて、ここ3年くらいオオクワを見ていないハズ。
なのにチラッと見た瞬間にオオクワだと分かるのは何故だろう?
自分でも分からないうちにバランスとかで判断しているのだろうか?

ついに野外採集での6年ぶりの再会。 



ありがとう! やはりオオクワは幻の生物ではなかったのだーーーーーっ!




あり得ないくらいの惨敗記録が途絶えるのももったいないような気がするが、ここはありがたく頂戴しておこう。



☆★☆★☆ 祝! 連敗ストップ! ☆★☆★☆



でも、この娘、同情しちゃうほど前胸板が傷だらけだ。 標本にはちょっときびしいなぁ・・・・
産みそうだから飼育する人にあげるべきだろうか、はたまたこんなチャンスはめったにないから確実に絞めておくべきだろうか、 こんな事でぐるんぐるん悩んでしまうから髪の毛が抜けるんだな。 (いや体質だって!)

20時50分 2頭目が来た。 ピカピカの大きめ♀だ!


よーーーーし! 標本用が確保したゾーーーー! 最初のは誰かにあげちゃおう!

21時14分 3頭目


21時27分 4頭目


22時04分 5頭目




おかしい、 絶対おかいし、 こんなことがあろうハズがない!?




私は年に数回こんな夢をみる。
30センチ(30ミリじゃないよ!)のタマムシを樹液で採ったり、オオクワを5匹もタコ採ったとかとか。
いままさに、夢に見た光景がここにある・・・・・・


やっぱいつもの夢だろ?




いまひとつ目の前で起こっていることが理解できない。 ふつーじゃないよ~ ママーーん!





離れたところも飛来してないかときどき見回るのだが、今回は可愛いお客さんが来てくれた。
それは小さな野ネズミだった。 名前はゴン太。 仲間内ではゴンと呼ばれている。 今夜は灯火に集まった虫をつまみにやってきたんだ。
近寄ると当然のごとく逃げる。 しょこたん風だとギザカワユスだ! カメラを向けても逃げるのでこの可愛らしさを伝えられずに残念だ。

そんなこんなでいったんガス欠。 あたりは真っ暗闇に。

停止直後にガソリン注入する友人はいるけど、私は極度の心配性なのでちょっと気が引ける。
爆発炎上 → 山火事 → 逃走 → 温泉旅館で住み込み → 各地を転々 → タイーホ → 離婚 → 家族崩壊・・・・・
私の心配性プロセッサ 3.2GHz デュアルコアがうなりを上げて計算する。
やっぱ素直に車に戻ってエンジンが冷えるのを待つことにした。


てくてく車に戻ろうとしていると、道のさらに進んだ奥の方がぼんやりと明るくなっている。
山を越えた街の明かりか、車のライトか、はたまた灯火採集でもしているのだろうか?
真っ暗闇になって気づくこともあるのだなぁ・・・


車中でコンビニの冷やし中華(ごまだれ)を食していると後ろで車が通り過ぎてゆく。
ここは灯火場所から影になっていて見えにくく、しかも発電機の音が遥かにうるさくて今まで気づかなかったけど、 少ないながら車が(おそらく釣り人)行き来しているんだね。
心細さが少し減った。


今回投入した携帯ガソリン缶はほんとに便利だ! これで稼働時間を増やせる。 安い買い物だった。
蓋がギッチギチで開かないのには苦戦したけど、入れるのは至ってスムース。 程なくエンジンリスタートで採集再開だ!

次第に明るくなってゆく水銀灯をながめていると、1台の車が近づいてきて停車した。
採集者が様子を伺いに来たのだろうと待っていたが、覗いているだけでいっこうに近づいてこない。
変だな、気になるなぁ、こっちから行くしかないか!?

私よりも少し年上のお二方と挨拶を交わして話を始めると、彼らは釣り人であることが判明。
灯火している場所を越えて行きたいのだが、障害物のせいで進めないとの事。

なるほど、夜間だと誰にも迷惑をかけないと思っていたけど、釣り人と死体遺棄する人は通るのだな。
もし、通行可能だったら灯火設備で通せんぼしてしまうことのないように、すぐにどかせるなどの工夫が必要です。

さて、灯火採集にもどると、夢の続きが・・・・・・
23時09分 6頭目
おやめになって・・・


00時23分 7頭目


飛んできたオオクワはしめて7♀。 明らかに優先種はオオクワ♀であった。 こんな事があっていいのだろうか?
だんだん、ありがたみが無くなってきたゾ。 ← 生意気な!


近くで寝ている先ほどの釣り人に配慮して、あらかじめ断っておいた時間よりも少し早めに後片付けをしていると、 右ひざの上あたりにチクッという激痛が走った。


い゛っっっでーーーー! なっ ・ な ・ な ・ な ・ な ・ なんだぁ~~~~~~~!


あまりの痛みに我を忘れてかきむしっていたのだが、痛みの元凶は見つからなかった。
痛みはすぐには引かずジクジク私を責め立てる。 あーん、なんだかとっても不安・・・・・


そんなこんなで、寝場所を探しに街へと降りていった。




二日目

目覚めると左右の腕がボロボロになるほど蚊に刺されている。 ざっと50箇所。 これまた記録、マイギネスだ!
そう言えば車の中で蚊が飛んでいたっけ。
窓も開けていたけど眠さに負けちゃったんだ。


さてと、ヒメオオでも見に行くとするか・・・・・


あ゛ーーーーーーっ!   何処に行くか何も考えてなかったぁーーーーーー!

ライトが散乱してる、ぐっちゃぐちゃの車内から地図を探すのもまんどくせーーーーー!


てな訳で、行った事はあるものの捕まえたことの無い林道に行ってみることにした。
というのも採れると言うウワサを耳にしてしまったので、確かめたいとも思ったのだった。

林道入り口に車を止めて登山を開始する。
車で登ることも可能だったけど、ゆっくり見ないとクワガタを見つけられないし 「額に汗して頑張ってる俺、カッコヨス」というナルな自分に酔いしれたいのだ。

そして登る、見る、登る、蜂に恐怖していったん下り、そしてまた登ってゆく。
そんなこんなで、とうとう1匹のクワガタを見つけることもなく林道が尽きた。(ちょっとしか書いてないけど2時間は経過している)

どうやらこの先は登山道のようでだ。
行くか止めるか、止めるか行くか、不安と期待が入り混じりながら迷う40おやぢ。
せっかくだから記念に行っとくか!と、20歩進んでオオバヤシャブシの藪を通り抜けた先に広がったのはアサギマダラの楽園であった。

アサギマダラは美しい。 芸術品だ。


そっとネットに入れてみたら振っている途中でひらひらと出て行く。 大きな割には飛ぶのがうまい。
とゆーか、なめきったようなネットさばきではダメで普通に採らなければならなかった。

そんなこんなで蝶のおかげで十分満喫できた。 これだけでも登った甲斐があった。


いつもの事だけど、ゆっくり登ったおかげで、とっくのとーに昼は過ぎている。
「腹減った!」食料確保と温泉行って、早めに灯火場所を確保しよう。
今夜は別の場所とも考えたのだが、ぜひとも♂の標本も手に入れたい。
となれば採れるところが断然有利、またしても同じ場所を選択した。

でだ、どう考えても「誰しもここを選択する」ハズ。
だったら早く場所を確保すべきだろう。 日没近くの場所探しはきついからね。


ところがだ、採集者は私一人でこの場所はノーマークだった。 たまたまなのだろうか????

暗くなるまでに3時間程度あったので、一眠りしようと考えたが、寝過ごしてはならないと緊張しているためかいっこうに眠りにつけない。
後ろのほうで行き来している釣り人と思わしき車の音も気になってしまう。 
しまいには諦めて起きてしまった。

まだ日が沈むには早いけど、あまりに暇なので灯火の準備を始めた。
ひとしきり作業を終えて、パンをほおばっていると、蚊が攻めてきだした。

最初は数匹だったので追い払ったり、潰したりしていたが、そのうち尋常な数ではなくなってきた。
虫除けは常備しているが、たまたま昨日で使い切ってしまったので、刺されないような体制を整わなければならない。
(あれっ? 虫除けスプレーをしていたのに、昨夜の車内で刺されまくったな)
タオルで首をガードし、軍手で手を、帽子で耳の一部を隠し、少しでも露出部分を減らすことにした。 ミイラ男か!
あとは地道に潰すのだが、これが永遠と続くのだった。

あたりも暗くなり始めた午後6時40分に発電機のエンジンをスタートさせた。

昨日と同じく羽アリや我の集まりは早いがクワガタはまったく飛んでこない。
それでも40分くらいしてからアカアシやコクワがポツポツとき始めた。 しかしオオクワはまだ来ない。
そんな甘いもんじゃないんだよな~と半ば諦めていると奴らはやって来た。
ゴールデンタイムと聞いたことのある8時台だった。


20時22分 8頭目


20時49分 9頭目でついに♂が!!!!


期待してはいたもののホントに来るとは思っていなかっただけに、これにはさすがに大興奮だ。 初めての♂、しかもデカイ! 68upだ!

21時08分 10頭目。 ついに2桁。


そして今夜も野ネズミが現れて、灯火に来た虫をつまんで行く。 言っとくけどオオクワは食べちゃダメだからねっ!

23時44分 11頭目

キタコレ! 飼育でも出したこと無いよの♀45up、 なじゃこり! バケモンか!

さてさて、今夜はエンジンの調子がすこぶる悪い。 数十分運転していると止まってしまうのである。
水銀灯はリスタートしてもすぐに点灯できないので、そのたびに3~5分間の中断が発生してしまう。

あたりは真っ暗闇。 見上げると信じられないくらいの星が夜空のキャンバスにちりばめられている。 ロマッティック トナさんだ!


以前、オイル不足でストール多発したことから、今回も同様と考えている。
オイルも常備しているので加えりゃ済むことなんだけど、何時間も1人でいると、そんなことなどどうでもよくなってくるんだな、不思議と。
飽きちゃうというのかな、諦めがはやくなるというのかな・・・・

だんだんと点灯している時間が短くなって、5回くらい繰り返した頃にブチ切れて山を降りることを決めた。
(今考えれば、オイル入れりゃいいだろ!って思うんだけどね)




そうだ、寝るには早いから桧枝岐あたりの事情を調べに行こう!
どうやら許可制になってるみたいなので、灯火採集の人たちにどうゆうシステムなのか話を伺ってみたい。
だれかと来るのなら、こんな山の中よりもアスファルトの上の方が良いだろう。 今後のためにも聞いておきたい。

思いのほか時間がかかって現地入りしたのは午前1時半。
それでもまだ灯火している人はいるのだろうと思っていたのだが、期待は大ハズレ。
だーーれもいやしない。 これも地元に配慮した新ルールなのだろうか・・・・・





3日目

さーて、昼の部になったが、あいかわらず何も考えていないわけさ。
でもヒメオオを一目みたいのは変わらないので、一度も外したことのない林道を目指すことにした。 ここなら間違いないだろう。
途中の国道でヒメオオらしき影を発見したが車から降りるのも面倒なので一気に現地を目指した。


ここに来ればヒメオオが見れると思っていたのだが、あろうことか影も形もニオイもない。
さんざんルッキング&キックを繰り返してみるものの10匹のアカアシや少量のコクワしか手に入れることは出来なかった。
意を決して藪へ突入したにもかかわらず、残念ながら結果は出なかった。 見たかっただけなのに・・・・・


さて、最終日の夜は少しだけ灯火してから帰るべきかずーーっと悩んでいた。 悩むには訳がある。
とっとと帰れば5時間で到着するので夜の10時に出れば、ふとんでそれなりに眠れるだろう。
しかし、我が家では洗車(車内も)してから帰ることが掟になっている。
採集に出かけると必ず車は泥だらけの土ぼこりまみれ、洗車すると帰宅時間は1時間ほど遅くなる。



さらに、灯火採集後の道具は綺麗にしておかないと保管するのも次回使うのも気分が悪い。(単なる神経質なだけだが)
そこで毎回ウエットティッシュでふき取り掃除をしているのだが、 これがまた時間を食う作業で、車内の整理を合わせて1時間から2時間を費やしてしまうのだ。 つらい。

そんなことを考えると、スケジュールはこうなる。

22時00分 灯火を止めて設備を車に詰め込む
22時30分 現地を出発する
24時00分 アスファルトの広場を見つけて灯火設備の清掃と車内整理
01時30分 再出発
05時00分 自宅近くのGSで洗車
06時00分 自宅到着~シャワーを浴びたら出社

ありえねぇ、絶対にありえねぇ。

という訳で、午後の3時頃に桧枝岐村の国道脇の広場で灯火採集道具を綺麗に掃除していたのは私です。
帰りの高速では何度もパーキングで休みながらゆっくり走ったので、帰宅したのは午後11時近かった。


そんなこの夏最後の採集旅行でした。


オールラインナップ。 1♂10♀ カタキは取ってきたぜ>あ~さん

※ ミヤマを消した


どーしてこんなに採れちゃったのか誰かおせーて!





なぜかこれで終わらない。


採集初日にひざ上に激痛が走ったと書いてあるのを覚えてるかな?
5日後には、はっきりと赤紫に変色&硬化したしているのである。
大きさも尋常ではなくコブシ大で、写真で見せたいとも思うのだが、毛深くて誰が見てもグロ写真としか思えないのでやめておこう。

これにはさずがに心配になって病院に行くか悩んだ。 壊死してるんじゃなかろうかと。 そこでまずはネットで調べまくった。
そしてついに突き止めた。 にっくき犯人はブヨ(ブユ)だった。
掲示板にはひどいめにあってる人たちが大勢いて、なんだか私のはカワイイもんだと思えるようになった。
しかし、これが完治するまで何週間かかることやら、トホホホホ。




自分は3匹確保。 残りは配っちゃったよ!

68オーバー


45オーバー


♂と♀の大小




では、また来年。 記憶に残る旅を・・・・・ 

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hiroki.konya@nifty.com

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