2018年6月30日土曜日

採集:2018/06/30 心が折れれたときはミドリ成分を補給

ガラスのメンタルなもんで、あちこち出かける行動力はあるくせに、採れないとなるとすぐにやる気を失って諦めてしまうのです。

やる気を起こさせるには緑色のキラキラ光るものを見ないことには・・・・

ということで、山梨県の既存ポイントにやってきた。

タマムシと言うと太陽が南中の前後2時間くらいが活発に動く時間帯というイメージがあって。 アオタマムシだと 10:00-15:00、ヤマトタマムシだと 10:00-16:30、じゃあ、エサキキンヘリタマムシはどうなの? って気になっていた。

終わりの時間は経験していて、15時を過ぎたら数が減ってきて、ギリギリ16時くらいまではなんとか取れたと記憶している。

今回は9時ちょい前に現場入りして、早い時間帯でも採れるかどうかを確かめたい。

とはいえ、まだ時間も早いし、朝食を食べたり、ゆっくり支度してから、ロッドを伸ばしてみたのですが、伸ばしてる途中で網にアタックしてきて、すぐに採れた。 午前9時8分。


意外と早い時間帯から活動してるんだね・・・・

小一時間ミドリ成分を吸収して、こんどは大きなミドリも見に行こう。 と、現場を去ろうとしてたら採集者のカップル(じゃないかもしれないが)に。

カミキリ屋さんかなと思って声をかけたら、ハナムグリをメインターゲットにしていると。 そうかぁ、それも良いよなぁ。

あそこでエサキキンヘリが採れるからねと伝えて、韮崎市へと移動する。



ここが私のタマムシの原点と言える場所。 20年くらい前にニフティのペットフォーラムの昆虫部屋のオフで始めて見せてもらったタマムシに一瞬で心を奪われたのだった。 探検隊長ありがとう!

でも、モデルガン? おもちゃの鉄砲で灯火セットを格納する衣装ケースにボコボコ穴を開けられたのは忘れない。 1000年恨む。

時期的に少し早い気がしたけど、梅雨明けが異常なくらいに早かったことから、大量に飛びまくってる。

いつもなら高いところばかりを旋回しているけど、この日は5メートルもあれば余裕で採れるような低い場所をガンガン飛んで採りやすい。 おまけに、道をはさんだ向かい側に古いけけど材があって、そこにも飛んできている。



いつもなら1日かかって10匹程度持ち帰ればいいほうなのに、小一時間で10匹採れてケースいっぱい。 満足したので、この日は終了。 採集してた時間は小一時間×2回という効率のよいものだった。



ヤマトタマムシはキレイだな、やっぱすごい、最高の虫だよなと思うのであった。



持ち帰ったもの

エサキキンヘリタマムシが12
ヤマトタマムシが10(♂♀バランスよく調整して持ち帰った)


2018年6月29日金曜日

採集:2018/06/29 ハビロチャレンジ3回戦

ハビロキンヘリタマムシで有名な長野県の村に。

前回に引き続き、往復20キロ歩くつもりで突撃です。

靴ずれ対策してきましたが、直前に長続に穴があいたため、買い直してしまった。

どうなってしまうのでしょう。

やっぱりというか、靴が変わってしまったからね、数キロ歩いたら対策していなとこにマメができて痛くなってきた。 ここはテーピングで対応してポイント到着。

晴れ待ち・・・・・

晴れ間が出てはロッドを伸ばすも何も飛んでない・・・
完全にアテが外れてしまった。

周囲にハルニレが無いかと、歩きまわってみたけれど、日の当たるところで良さそうなところもなく。

めずらしいカミキリが取れるらしい、クロツバラも見つけることができずに。


暇だからね。 白い花を見つけたので、掬ってみたらいろんなカミキリ入って、


なんかちょっと楽しいぞーーー

いままで見たことない色とフォルムのちびっこいタマムシ入ってるぞ!

これは初見だ! タンポポに来るというヒメヒラタタマムシか?

って、良いことはこれくらいで。

帰り際にハルニレをスイープしてたらスジクワガタの♂が入った。 なんでおまえが!?


また10キロ歩いて戻るのかぁ・・・と
しょぼくれてたら1台の車が。

「また、おまえか!」

みたいなことを言われて、

そうだよね、林道の入り口にから10キロほど虫取り網をかついで奥まで歩いてくる変わり者はそうそういないから覚えていてくれたのよね。

林道管理の方と会話を続けていると、いままで通行止めだったこの道を今日から開放してくれるのだとか。

さらに、お願いしたら、入り口まで送ってもらえることに。 (10キロ歩くの免れた)

フェンスの開け方も教えてもらって、とても親切にしてもらえました。

でもね、ここはハビロの良ポイントじゃないみたいだから、もう入ってこない気がするのよ・・・


ボウズなので、少しでもテンション上向きになるように、クワガタとかアカマダラコガネとか見たいよね。

猫がクワガタを眺めるのが楽しいみたいだから、いくつか持ち帰りたいし。

韮崎へと移動して、日没を待つ、、、、つもりが、その前にアカマダラゲット!



アカマダラコガネ、コクワガタ、スジクワガタ、ノコギリクワガタなどをとっ捕まえる。




持ち帰ったもの

ヒメヒラタタマムシを7つ
謎カミキリを少々
アカマダラコガネを2つ
コクワガタを2つ
スジクワガタを1つ
ノコギリクワガタを2つ

2018年6月25日月曜日

採集:2018/06/25 ハビロチャレンジ2回戦

前回ボウズだったので、よさそうな林道を検討してから再チャレンジにやってきた。

林道に入れると思っていたけど入り口のゲートは閉ざされていた。 歩くしか無いか・・・・

ハルニレをガサガサしたら、えっとなんだっけ? こいつが入った。


きもちいいほど晴れている。


10キロほど歩いたら、ようやく良さそうなハルニレが数本まとまって生えていた。

そこで・・・・


ついにやったかもしれない。 ハルニレでキンヘリタマムシで川上村ときたらハビロですよね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


いやこれ、疑うことなきエサキキンヘリタマムシだと。


がっかりだよ。


そうともしらない私は、ハビロかもしれないとウキウキしながら帰り道の10キロを歩きます。


ところが、


靴に小石が入ったみたいでチクチク痛い。


しばらくは我慢して歩いたけど、どうにも痛い。


そこで長靴をひっくり返して小石を出すのですが、出てきてないみたい。 少し歩いては靴をひっくり返してみるのですが、いっこうに改善しない。
(実は両足のかかとに10円玉サイズの大きなマメができていた)


そりゃあそうだ、往復20キロ以上あるいてんだよ。


それでもハビロかもってワクワクがあるので、痛さなんか我慢できてします。 そんな気持ちを持続したまま、韮崎まで移動して、夜のクワガタをとっ捕まえる!


台場クヌギにマムシが登ってて、恐怖したり、

スズメバチの横にいたノコギリクワガタにドキドキしながら、気づかれぬようゆっくりと手を伸ばしてゲットしたり。




持ち帰ったもの

エサキキンヘリタマムシが1つ
いろんなカミキリ
謎のナカボソタマムシ(シロオビなのだろうけど)
白いゾウムシ?
コクワガタ2つ
スジクワガタ5つ
ノコギリクワガタ1ペア



2018年6月22日金曜日

採集:2018/06/22 ネコにクワガタ

クワガタケースを何時間も飽きもせず眺め続けてる我が家のネコのために、持ち帰ってやろうと韮崎にやってきた。





持ち帰ったもの

スジクワガタが3つ
コクワガタが2つ
ノコギリクワガタが2つ

2018年6月17日日曜日

採集:2018/06/18 ハビロチャレンジ(初戦)

いよいよ、構想10数年の一大プロジェクトに動きますか!

自称タマムシ屋としてはハードルが高い、高すぎる。 走り高跳びというよりも棒高跳びで6メートルを飛んでみろ! ってくらい高い。 しかも、やつらが飛んでる場所は10メートルを超えると言う。

それでも、ハビロキンヘリタマムシに挑戦することをここに宣言いたします。

これまで長かったですから、イメージトレーニングは幾度となく繰り返しております。

秩父方面からアクセスするのか、甲州から回り込むのか。 秩父側からの三国峠越えは通行止めが多いことも、いちど通ったから経験からも、心得ております。

なので、時間はかかりそうだけど、海ノ口城を攻め落とすつもりで、甲斐から信濃、川上村に攻め入ります。 


首都圏から見ると、川上村は陸の孤島がごとく、やたらと遠いイメージでしたが、あっけなく到着。 イメージを膨らませすぎてたかもしれません。

レタス畑を横目で見ながら、どこにハルニレがあるのか探していきますが、人が暮らすエリアにいくつか見つけることができました。

でもねー

あまり目立ったことはしたくないのよね。


ということで、林道みたいに人があまり入らないところに立っているハルニレを探していきます。

ときどき、薪が積んであるので、その他のタマムシやカミキリも探します。


林道にちょっといいハルニレを見つけました。 でも、畑近くに比べてハルニレが少ないですね。 しかも巨木ですよ、、、、11メートルを伸ばしたけど、樹冠になんか届きやしない。


日当たりの良い場所に薪があったので、小さなナガタマムシをつまみながら、その他の甲虫を探しておりましたら、いましたよ、ハチのような、でもちょっと違うようなやつが。


手づかみするドキドキ感、トラフカミキリ以来だわ。
(まだ同定してないし、あとで写真を入れるつもり)

いくつかの林道、小道に入り込んではハルニレを探しまくったけど、いい感じな木はほとんど見つかりません。 というか、タマムシ屋さんにまったく出会わなかった。

私が調査していた道はどれもハズレってことなのでしょうか?

そんなに大きなエリアとは思えないし、超有名ポイントだから、虫屋さんに出会いまくりになると思ってたんだけどなぁ・・・・


よさげな未採集かもしれないナガタマムシを見つけたけど逃げられちゃった。

夕方までひたすらハルニレと土場を探し回ったけど、いいポイントは見つからなかった。
10数年の片思いを思い起こしながら、なんかちょっと残念な一日となってしまった。


達成感がないまま、「このままでは帰れないわ!」


通り道となる韮崎でアカマダラコガネを持ち帰ろう。


時期的にまだ早いのでしょうか? 日没前のクヌギには、クワガタ、カナブンなどの樹液に集まる虫はほとんどおりません。


それでも夜ともなれば、

アカマダラコガネみっけ!





持ち帰ったもの

アカマダラコガネ
スジクワガタが2つ
コクワガタが2つ
謎ナガタマムシが3つ
謎カミキリ少々
ヤマムツボシタマムシが2つ

2018年6月2日土曜日

採集:2018/06/02 韮崎でタマムシ

数年ぶりに韮崎にやってきた。

さんざんお世話になってきた薪屋さんが完全に辞めてしまって涙が止まらない。 おじいちゃん、おばあちゃん元気かなぁ・・・

ムツボシタマムシやマスダクロホシタマムシが採れた製材所も無くなって、新しい道もできていたりと、周りの景色もずいぶんと変わってしまった。

道を挟んでクロホシタマムシをタコ採ってたコナラの伐採木は姿を消し、かわって松を切った丸太があちこち大量にころがってる。 松枯れ対策のようだ。 材は少し古いか・・・


時期的に早いためか、いつもカナブンがたかっていた木は樹液がでていなくてアリくらいしか見当たらない。


しばらく、良い土場がないものかと探し回ったけど、良いところは見つからなかった。


そんな状況の中、それなりに採れそうな場所をじっくり探してみることに。

ウバタマか!? とドキッとさせられたが、ウバタマコメツキ。 いつも騙されてしまう。


松に何か飛んできたなーと見に行ったらクロタマムシ。


頭に何か止まった気がして、帽子を脱いだら、ななんとクロホシタマムシ系。 あたり一面松材、でも、足元をみたら古いコナラ材。 クロホシかマスダか、よくよく見たらクロホシだった。 ちょっと、この木で待ち構えてみて。 飛んでくるクロホシタマムシを捕まえていく。



この楕円の脱出孔はウバタマムシか? それともウバタマコメツキなのだろうか?




良い土場を見つけたいなー


持ち帰ったもの

クロホシタマムシを8つ
クロタマムシを1つ


2021年度のオオクワガタ

ガソリンを満タンに 水と食料を積み込んで 現地の方に迷惑をかけないように注意して 2021年度のオオクワガタが採れた時の記録 2021/06/11  某所    1♀ 2021/06/12  某所    2♀ 2021/06/27  某所    1♀ 2021/07/03...