2020年5月12日火曜日

道具:水銀ランプの透明と蛍光タイプ

透明な水銀ランプが生産中止になってしまい、
手に入れるのが困難となってしまった。

予備にとっておいた HR300N を邪魔だからと捨ててしまったのが
いまさらながら悔やまれる・・・・


もう一度、手に入れようと数か月ウオッチングしてみたけれど
見つからないので代替品として蛍光タイプを入手してみた。


少し奥行が増えているけど幅が小さくなっていてコンパクトに感じられる。
この点は好感度アップ。

スポラートに入れる一般形のものも蛍光タイプを手に入れるしかないかなぁ・・・・
※ 300W の一般形のランプで良さそうなものは蛍光形しか見つけられてない。



で、ここで疑問。

透明タイプが採れるというウワサだし、
透明タイプが好きだから!
という理由で探してるけど

そもそも

なんで透明タイプが人気なの?

岩崎電気の水銀ランプから


これを見る限り紫外線に近い波長400nmあたりは透明形が多いけれど、
その差は10%程度で、ものすごい違いではない。


水銀ランプの生産中止に伴って誘虫性からもカタログ落ちしてしまったけど

過去に岩崎電気からの引用されたものが以下のページに残っていた。

これによると発熱球を100とした場合の誘虫性は
透明形:360
蛍光形:299

透明形が20%ほど有利となっている。

透明形が優位なのは変わらないけど、
それほど大きな違いはないんじゃ?

ってのが私の感想。


ほかの違いは?

透明形と蛍光形の決定的な違いはビーム角じゃないかな?

透明形はスポラートであれ投光器であれ30度、
蛍光形もスポラートであれ投光器であれ130度くらいだったかな。


透明型は狭い範囲だけど遠くまで光が届くので、
遠くのものを誘引する力をもっている。

蛍光形は遠くまでは光が届かないけれど、
近くの山ならば広範囲から誘引する力がある。

場所によるので、
どちらが良いとは言い切れないかな。


だとすると


スポラートと投光器の記事に
横方向の光の漏れで回収率が下がるんじゃかと考えたけど、

透明形と蛍光形も同じように
飛んできているけど、
広角の場合は広範囲に虫が散ってしまって、
木や草に落ちたりと回収率が下がってしまう


とかね


スポラートは足元に虫が落ちるって記事を見た記憶があるんだけど、
どこだったか今となっては探せないでいる。



でもねやっぱり
透明形水銀ランプが手に入らなくなったら
蛍光形でもいいかなーーって思い始めた。

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