しばらく梅雨らしい天候が続くようだけど、2日間だけは晴れるらしい。
会議もなく会社を休めるのは、この日だけか・・・・
朝から天気がいい!
前回、しょぼいハルニレのてっぺんでハビロが採れたから、11mでもいいんだけど、もっと高い木のてんぺんも狙えるように、長竿延長の第2弾。
格好を気にせずにタイラップで確実に延長することにした。
ジョイント部分で少し曲がってしまうけど、かえって枝をかわしててっぺんを狙えるから結果オーライということで。
前回同様、キンヘリタマムシ属は8時半から活動しているみたいね。
サテンの布のテカテカしてない裏地のほうに飛んできたけど、”使える” ことがわかった。
どきっ、としないからエサキキンヘリタマムシっぽい。
ちょっと大きいものが飛んできたので、竿を下ろしていると、なんで君なの?
ヤツメなんとか? そんなたぐいのカミキリ。
緑に誘引されたのか、単に葉っぱと勘違いして飛んできただけなのか?
エサキっぽいけど、個体変異が多いエサキのサンプルはたくさんあっても困らないし、うれしい。
エサキっぽいけど、赤い個体だ! うえーーい!
と喜んでいたら、ケースに入れるときに落として逃げられる。
昼過ぎまでは晴れのはずが、10時半くらいから曇りがちに、、、、
12時過ぎたら、10分に1分くらいしか晴れ間が訪れず、
明るくなったわずかなチャンスに竿を伸ばす。 それの繰り返し。
あんまり暇なのでダウンロードしておいた映画を1本観てしまった。

晴れ間を待っている間、竿は短くして車に立てかけてたんだけど。 地上3メートルくらいのところにエサキがくっついてた。
話には聞いていたけど、こんな低いところでも本当に来るもんなんだね。
いやいやまてまて、
低いところでいいのなら、
緑の布をあちこちに置いておけば、それだけでトラップとなるのだよね?
車を停めたところのタンポポに虫がとまってて、気になってよく見ると、なんだかタマムシっぽいフォルム。
手に取ってよく見るとヒメヒラタっぽい形をしてる。 でもそれよりも硬い。 やっぱりタマムシっぽいな。(目が悪いのであまりよく見えてない)
いちおう確保しておこう。
(写真を見たらようやくわかった。クロヒメヒラタタマムシ、初見でした。)
ほかにタンポポ咲いてないかな?と探してみたけど、車にひかれて曲がってるのが1つだけで、この林道のハルニレエリアにはありませんでした。
晴れ間も期待できなくなったので、早めに切り上げたけど、やっぱり5キロ離れると晴れている。 晴れてるエリアも広い。
ハルニレのあるあたりは山のせいで雲が同じ方法にながれて、というか雲ができて流れてくるようで、曇りがちなんだよね。 去年、同じことがあって、確認したかった。
ここはドピーカンでしか気持ちよく戦えない場所なんだね。
5回くらい来て、採れる数は少ないけど、ほかの採集者さんと一度も会ってないから気持ちよく虫採りできるし、まあいいか。 ハビロも混ざるしね。
今日はキンヘリ属が6匹。
これで、ぜんぶエサキだったら泣けるわ。
(泣いた)
エサキキンヘリタマムシ:6
クロヒメヒラタタマムシ:1
謎ナガタマムシ:1