飼育される方は理想の体型を作り出すのに頑張っているみたいですが
私はというと大型のものは苦手で、
ディンプルやシワがまったくないつるんつるんシンプルなデザインが好きだし、
どちらかというと小型のものが好き。
だから産卵ケースにまとめ飼いでいいと思ってる。
でも、大きいのがまったく嫌いということではなくて、
オオクワガタでいうところの大歯も育てたいし、
大・中・小歯が出ればなおさらいい。
大きいといっても羽パカ、シワシワ、ボコボコ、
屋外で見れないような極太とかはちょっとね・・・・・・
なので普通の体形で６０ミリ後半くらいでれば十分うれしい。
というわけで個別飼育もしたいわけです。
坑道を掘っては後ろに持って行って埋め戻すのを
ぼーーーーーーーーーっと眺めるのが好きなので
半透明のボトルだとちょっと不満なのですよね。
で、透明のボトルを探すわけなのですが、
小さなスペースで少量のクワガタを飼育すると決めたので
買うにしても１０本くらい。
通販するには送料負けするよね。
ということで、
なんどもなんどもなんども１００円ショップを回ってみて
【セリアのＰＥＴシンプルボトル】
透明の樹脂製のボトルで大きさは５００ｍｌ，７００ｍｌ，１０００ｍｌ。
ガラス瓶でないと幼虫のガガガガガガガ、ギギギギギギギギ、
ギリギリギリギリギリギリが気になるかもしれない。
蓋も柔らかい素材なのでポンチで簡単に穴をあけられそう。
穴のサイズでちょっと悩む。
幼虫が外に飛び出す事故が無いように５ミリ程度の穴を複数あけるか、
１０ミリの穴を１つにするか。
タイベストメッシュシール を貼ることを考えると
１０ミリ穴１つが楽なんだけど・・・・
で、ポンチで穴をあけるのですが、
こういう結果に。
やわらかいから大丈夫だと思ったのに。
もろい感じかな。
少し突き抜けすぎた感があって、
そのせいで穴が広がりすぎて割った可能性もあるので、
今度は力を入れずにゆっくりと何度もたたいてみる。
ときどきグリグリとひねってみたり。
が、穴が開かないし、
なんでだろうとよく見るとポンチの歯が潰れてきてるみたい。
これはダメだわ。
穴のあけ方を考えないといけないなぁ。
幼虫が逃げ出さないようにドリルで小さな穴を複数・・・
これもまた面倒だ。
できれば大きなを１つがいいね。
手元にあるドリルの歯で一番おおきなものは木工用の１２ｍｍ。
試しにこれで開けてみる。
中心がズレないように小さな釘と金づちで凹ませてから１２ｍｍドリルをゆっくりと。
これにタイベストメッシュシールを貼って完成。
空気穴が足りなければ１０ｍｍ程度の穴を複数あけるか、
幼虫が逃げないのであれば大きな穴をホールソーなどで開けてみたいと思う。
とりあえずこれで様子見。
ヒビが入ってしまった蓋には溶接効果も期待して、
twitter で教えてもらった
はんだごてであけてみた。
はんだごての直径は６ミリだったので、中央に４つの穴をあけることに。
安物のはんだごてのせいか、十分に温まっていないせいか、
１つの穴をあけるのに１０秒くらいかかってしまった。
あと、はんだごての先端に、どんどん溶けた樹脂が溜まってきて邪魔になる。
ウエットティッシュでふき取ると良いとここと。
私は冷えて固まった樹脂をラジオペンチではがしていった。
【ダイソーのガラスボトル】
１００均に良いガラスボトルがなかった２０世紀末、
スーパーで売っている星硝株式会社のチャーミークリアシリーズを使ってましたが、
６ミリくらいの穴をドリルで開けようとすると
いい感じの確率でヒビが入り、見た目が悪くなります。
そこで、小さい穴をあけてから、
だんだんとドリルの歯を大きくして穴を広げていったものです。
めんどくさいのよ！
ということで、
この蓋もヒビが入りそうで嫌な予感。
理想的には
本体はガラス製で、蓋はポンチで簡単に穴が開くような樹脂素材のものがあったらいいんだけけど。
で、ちょっと後悔
楽しいからいろんなものを試すのはいいんだけど、
揃ってないと見た目が悪くなるのよね。
やっぱり穴あきの商品を買った方が良いのかな。
どうせ買うなら菌糸ビン。
透明ボトルの菌糸ビンが再利用できていいだろうな。
【失敗例】
ドリルを回し始めるときに、滑って変な位置に穴があかないように
へこみを作るんだけど、
キリなどで開けるのが良いと思うけど、ちょっと面倒。
なので釘でコツンと叩いていたのね。
だけど、だんだん釘の先端が丸くなってきて鋭さが失われてしまった。
そこで、タガネを使ったんだけど、
力加減に失敗してバキッっと。
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